君が笑えば何よりの強さになる

声優さんやアイドル、日常について思ったことを書き綴っています。

リィズちゃんのはなし

シュヴァルツェスマーケン、あと何話残ってるのかな。なんだかんだ途中からリアタイで追いかけてきたけど、この前の回が重くのしかかりすぎていてとてもつらい。たかがアニメだとわかっているけど半端なくリィズちゃんのことが頭にこびりついて離れません(´・_・`)
わたしは戦争のない時代に生まれて毎日をのんびりと生きていて、そりゃあそうなんだけどリィズちゃんの置かれた状況、心境なんてどう考えたってわかりっこないわけだよね。それでもあの子には救われて欲しかったなと思うのです。CUTとかジョルメディアとかで南條さんが言ってたけど、リィズちゃんは楽しかったことを思い返して、またお兄ちゃんと一緒に笑って暮らせるって信じ続けてあそこにいたんだよなって。その結果があんなんであっていいはずがないのになってどうしても思うんですよ。
あの作品自体が重たすぎて、なんていうか人間の嫌なところがあまりにもリアルで気持ち悪くなる。あんなでっかいスケールじゃなくっても、いつも仲良くしてくれる子が実は陰で悪口を言っていて、なんてことざらにあるじゃない。裏切り、と言ったら大きすぎるけど、そういう人間の汚いところがむしろシュヴァルツェスマーケンでは軸として描かれているわけで。それを頭では理解しているし、きっとこの子は生き残れないんだろうなって思っていたけどいざそういう展開を見せつけられるとものすごく悲しかった。
原作はちらっとネタバレ探したぐらいだけど、原作よりはるかにマシな展開になっているけど、わたしとしては殺される時点で救われたとは一ミリたりとも思えなくて。リィズちゃんは最後の最後、ギリギリまでテオドールに訴えてた。大好きな人に殺されるなら本望、じゃないんだろうなあの子は。大好きな人と一緒にいられる未来を思い描いてここまで来たのに、それをテオドールに殺されたから救われたとはちょっと。テオドールは最後まで救えなかったんだなって。こういうクソひねくれた考え方するからまたつらいんだろうな〜〜(笑)馬鹿ですね。
でもね、リィズちゃんの声が南條さんでよかったなって思います。ああいうキャラクターが南條さんがやってきた中では新しいなと思ってて。上手い下手とか素人が言ってもどうなんだろ?って思うけどすごく上手かった、と。それからね、やっぱり南條さんじゃなければここまでリィズちゃんのこと考えたりとかしなかったと思うから。だからリィズちゃんと出会わせてくれて、というか南條さんがリィズちゃんと出会ってくれてありがとうって気持ちなんだよね。色々考えました。余計こんがらがってわけわかんないままどんよりした気持ちになったけど。南條さんがリィズちゃんを救ってあげた、というか。リィズちゃんはきっと南條さんに救われたんだろうなぁ、と。偏見ですよ。推しフィルターですよ。認めますええ。異論もね。
シュヴァルツェスマーケンあと何話残ってるのかわかんないけど、残りの回でリィズちゃんが生きてた意味があるような、そんなエンドになれば、リィズちゃんももうちょっと救われるんじゃないかな、と思うのでどうかそんな終わり方になりますように。